俳優の窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説『エール』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の第1回が30日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が21.2%だったことが31日、明らかになった。前作『スカーレット』の初回20.2%を上回り、好スタートを切った。また、主人公の地元・福島では、35.9%という高い数字を記録。関西地区は19.9%だった。
制作統括の土屋勝裕氏は「たいへん多くの皆さまにご覧いただき、誠にありがとうございます。オープニングの原始時代に驚かれた方も多かったと思いますが、これからも見どころ盛りだくさんですので、『エール』を半年間楽しんでいただければ幸いです。福島で生まれた青年が、豊橋の女性と出会い、様々な困難を乗り越えて歩んでいく物語です。二人が生きた昭和は、戦争という悲劇がありました。くじけそうになりながらも必死に夢を実現しようと、励ましあいながら生きていく登場人物たちの姿が、視聴者の皆さまに『エール』となって届くことを願っています」とコメントしている。
朝ドラ102作目となる本作は、全国高等学校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」や阪神タイガースの歌「六甲おろし」など、スポーツシーンを彩る応援歌の数々を手掛けた福島県出身の作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦を描く物語。古関氏をモデルにした主人公・古山裕一を窪田、妻となる関内音を二階堂ふみが演じる。
世帯視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。