小田急電鉄は4月1日初電から、駅構内カメラの映像でホームからの転落などを自動検知し、駅係員に知らせる「転落検知システム」を運用開始する。
小田急電鉄とパナソニックシステムソリューションズジャパンの連携により、システムを構築した。パナソニックの画像解析とディープラーニング技術を応用し、駅構内カメラの映像をリアルタイムに解析する。
ホームから転落した人や、ホーム端に一定時間とどまっていて列車と接触する可能性がある人などを検知した際には、駅務室内の専用端末に警告を表示して係員に知らせる。係員はカメラの映像を確認し、列車を緊急停止させるなどの対応を取ることができる。駅構内カメラによる「転落検知システム」は4月1日初電から経堂駅と祖師ヶ谷大蔵駅で運用される。