ココナラとストリートアカデミーは3月30日共同で、「スキルシェアサービス利用者における副業に関する意識・実態調査」の結果を発表した。調査は2月28日~3月23日、「ココナラ」および「ストアカ」を利用するユーザー4,221名を対象に、インターネットで行われた。
はじめに、スキルシェアサービスにて副業をする目的を聞いたところ、10代〜30代は「お金を稼ぐ」ため、40〜60代は「人の役に立つ」ことを重要視していることが分かった。
また、調査対象者の勤務先の規模をみると、従業員数「10人以下」(27%)の企業に勤めている人が最も多いものの、「301~500人」(6%)や「3.001人以上」(13%)など、従業員数301人以上の大企業に勤めながらも副業をしている人が、31%を占めた。
「副業は本業にいい影響を与えていると思いますか?」と質問したところ、約6割が「はい」(57%)と回答。理由としては「本業のモチベーションが上がった」(36%)、「コミュニケーションのとり方が向上した」(24%)、「時間管理が上手になった」(23%)が上位に。
具体的には、「自分の知識がお金というカタチになる喜びは相当なものだった」「会社にしがみつかない選択をしたくなったときのための準備ができる」「実績を積むことで自信がつき、本業でも社内イベントで活躍することが出来た」「本業では関わらないような方々と交流ができた」「教えることで持っていた知識がさらに深まり、それが本業にプラスに作用している」「自分のやるべきことや、優先順位がより明確になった」といった声が寄せられた。