アイドルグループ・乃木坂46の最新シングル「しあわせの保護色」が、3月31日発表の「最新オリコン週間シングルランキング」において、初週売上99.6万枚で1位を獲得。これで2012年5月14日付の「おいでシャンプー」から通算&連続24作目のシングル1位獲得となり、「女性グループ歴代2位」の「シングル通算1位獲得作品数」、「シングル連続1位獲得作品数」記録を自己更新。「シングル連続1位獲得作品数」は、女性アーティストとしては松田聖子と並び「歴代3位タイ」となった。
白石は「このような記録を頂けるのも、いつも応援してくださるファンの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます!」と感謝し、「乃木坂46としてもまた1つパワーアップできたらいいなと思いますし、『しあわせの保護色』がたくさんの方の元に届いたらいいなと思っています」と期待。
ミュージックビデオの撮影を振り返り、「撮影時は終始メンバーとずっと喋っていました(笑)。ですので、最後の撮影なのに最後じゃない感じがして、それが逆に寂しくなりました。期別事での撮影が多かったんですが、みんなそれぞれ色が違って、それぞれのパワーを感じました。一期生との撮影の時は、懐かしい気持ちになってしまい、終わった時は何人かで泣いてしまいましたが、みんなと最後に作品が作れて良かったとつくづく感じています」と語った。
また、作詞に初挑戦したソロ曲「じゃあね。」について、「乃木坂46での思い出がとても深く濃いものだったので、私のこの9年間の気持ちをストレートに書かせてもらいました。メンバーに向けて、ファンの方々に向けて、私からの最後の手紙みたいなイメージです。メンバーからもたくさん言葉を頂けたので嬉しかったです」とコメント。
最後にファンに向けて「約9年間、たくさんの方々に支えられ、たくさんの幸せを見つけてきました。応援してくださった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。今回のシングルで乃木坂46として最後になりますが、どの曲も皆さんと作ってきた大事な楽曲なので、これからも乃木坂46の楽曲を愛してほしいですし、グループそして白石麻衣を温かく見守っていただけたら嬉しいです!」とメッセージを送った。
白石麻衣がセンターをつとめるラストシングルとなる本作は、「保護色」のように身近で気づかない「しあわせ」への思いを、メンバーが柔らかな声で歌うミディアムナンバー。ミュージックビデオでは卒業を祝う「プロム」をコンセプトに、白石とメンバーとのペアダンスや、1期生代表・松村沙友理のほか、2・3・4期生それぞれの代表から順に白石へ花束が贈られるシーンなどが見どころとなっている。
なお、本作初回仕様限定盤Type-Aに収録の白石麻衣ソロ曲「じゃあね。」は、白石自身が乃木坂46メンバーでは初となる作詞を担当。卒業にあたり交差するさまざまな想いやメッセージが伝わるしっとりとした曲調のバラードに仕上がっている。
白石は2017年2月7日に発売された2ndソロ写真集『白石麻衣写真集 パスポート』がロングセラー。2月26日には「卒業記念カバー版」も発売され、2020年3月9日付オリコン週間BOOKランキングでは、3年ぶりの総合TOP10入りとなる3位にランクインし、「写真集ジャンル累積売上歴代1位」を記録した。