エアトリは3月30日、「業務効率」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2019年12月22~25日、調査対象は20代以上の個人で、有効回答は1,086人。
就業中の人に仕事をする際に業務効率を意識しているか尋ねると、「とても意識している」が49.3%、「意識している」が41.4%と、9割以上が仕事に効率を求めていることが判明。年代別では、年代が上がるにつれて業務効率への意識が薄れていく傾向がみられた。
業務効率向上のために意識している事は、「業務に優先順位を付ける」が79.6%と圧倒的に多く、次いで「業務スケジュールを作成する」が48.5%、「定期的に業務内容の見直しを行う」が36.3%との結果に。作業に取り掛かる前と取り掛かった後の作業が上位を占めており、同調査では「業務の効率化を意識している人の多くは業務内容を俯瞰で見て、業務に取り掛かる前と後に整理する習慣を付けているようだ」と分析している。
業務の中で「自動化すれば業務効率が向上するのに」と感じたことがある人は68.5%。具体的には、「データ入力」が68.0%と最も多く、以下、「データの収集・分析」が51.4%、「伝票入力や請求書発行などの業務」が48.8%、「交通費精算などの経費処理」が45.6%、「資料の誤字脱字確認」が40.0%と続いた。
自動化すべきだと思う業務が自動化されたら、月に何時間の業務時間が削減されると思うか聞くと、「5時間未満」が31.4%、「5時間以上10時間未満」が26.6%と続き、過半数の58.0%が「10時間未満」と回答。一方、「30時間以上」という人も10.8%いた。