64コアThreadripper向けに電源を強化

ASUSの「ROG Zenith II Extreme Alpha」は、第3世代Ryzen Threadripper向けのE-ATXマザーボード。強力な16フェーズ電源を備えたハイエンドモデルで、同社独自の「DIMM.2」モジュールにより、最大5枚のM.2 SSDを使用することが可能だ。ネットワークは、Aquantiaの10GbEとIntelのWi-Fi 6を搭載。価格は92,000円前後。

  • ASUSの「ROG Zenith II Extreme Alpha」。最上位モデルがアップデート

    ASUSの「ROG Zenith II Extreme Alpha」。最上位モデルがアップデート

  • 外観は、従来モデル「ROG Zenith II Extreme」と見分けが付かない

同社からは昨年末、すでに「ROG Zenith II Extreme」が発売されていたが、新モデルのAlphaは、主に電源を改良。Infineonの「TDA21472」から「TDA21490」に変わり、出力が70Aから90Aに強化されたという。64コアになったRyzen Threadripper 3990Xのオーバークロックでも安心だろう。

  • VRMヒートシンクは従来と同じに見える。発熱が大きいためファンを内蔵

  • 電源は、8ピン×2と6ピン×1が必要。これも従来モデルから変わっていない

わずか155mm長のRadeon RX 550カード

MSIの「Radeon RX 550 Aero ITX 4G OC」は、全長わずか155mmというショート基板を採用したRadeon RX 550グラフィックスカード。2スロット厚のシングルファンクーラーを搭載しており、DisplayPort、HDMI、DVIの3出力が利用できる。補助電源無しで省スペースPCに使いたい場合などに良いだろう。価格は9,500円前後。

  • MSIの「Radeon RX 550 Aero ITX 4G OC」。ショート基板モデルだ

  • 出力端子は3種類あって使いやすい。3画面の同時出力が可能だ

また「GeForce RTX 2080 Ti Ventus GP OC」も新発売となっている。これはデュアルファンクーラーを搭載したGeForce RTX 2080 Tiグラフィックスカード。従来モデル「同 Ventus 11G OC」からは、ほとんど仕様が変わっていないが、USBタイプC端子を廃止し、コストパフォーマンスを高めた。価格は160,000円前後。

  • 「GeForce RTX 2080 Ti Ventus GP OC」。コアクロックも従来通りだ

  • カードは3スロット厚。USBタイプCを廃止し、DisplayPort×3とHDMIに

EKからホワイト仕様のファンが3モデル

EK Water Blocksの「EK Vardar X3M 120ER」「同 D-RGB」は、四隅の防振ゴムが交換可能という12cmファン。製品に付属する防振ゴムはホワイトだが、別途オプションの防振ゴムを用意すれば、カラフルに飾ることができる(ただし未発売)。オリオスペックでの価格は、LED無しの前者が3,234円、LED付きの後者が3,773円。

  • EK Water Blocksの「EK Vardar X3M 120ER」。四隅のパーツを交換可能だ

  • 主なスペック。回転数は500~2,200rpmで、PWMが25%以下では停止する仕様

また「EK Vardar EVO 120ER」は、静圧重視の白い12cmファン。ラジエータ等の冷却に優れており、カラーを合わせ、白いPCケースなどで使うと良いだろう。回転数は500~2,200rpm、ノイズレベルは33.5dBA、静圧は3.16mm H2O。同ショップでの価格は2,640円。

  • 「EK Vardar EVO 120ER」。フレームもブレードもホワイト仕様だ

水冷パーツに人気のホワイト仕様が追加

Corsairの水冷ブロック「XC7 RGB」とポンプ一体型リザーバ「XD5 RGB」に、ホワイトモデルが登場、発売が開始された。どちらもすでにブラックモデルが発売されていたもので、オリオスペックでの価格は10,274円と20,526円だ。また12/14cmファンの場所に設置可能なポンプ一体型リザーバ「XD3 RGB」も登場しており、価格は20,526円。

  • Corsairの「XC7 RGB」と「XD5 RGB」に、ホワイトモデルが追加された

  • こちらは「XD3 RGB」。16個のアドレッサブルRGB LEDを搭載する