セイビーはこのほど、「クレジットカードデビュー」に関する調査結果を発表した。同調査は3月、クレジットカードを利用している一般消費者330人を対象に、インターネットで実施した。

  • 初めてクレジットカードを作ったのはいくつの時ですか。

初めてクレジットカードを作ったのはいくつの時であるか尋ねたところ、最も多い回答は「20~22歳」(33.3%)で、「23歳~25歳」(21.8%)が続いた。タイミングとしては「成人式を迎えたら」「社会人になったら」が多数派で、「30歳以上」(11.5%)は全体のおよそ約1割だった。

初めて作ったクレジットカードには、どのマークがついていたか聞くと、「Visa(ビザ)」(53.3%)が最も多かった。2位は「JCB」(25.8%)、3位は「Mastercard(マスターカード)」(11.2%)となっている。

  • 初めて作ったクレジットカードには、どのマークがついていましたか。

そのクレジットカードを作ったきっかけについて尋ねると、最も多い回答は「海外旅行に行く予定があった」(13.6%)だった。「商業施設(スーパー、コンビニ、デパートなど)で勧誘をやっていた」(12.7%)、「学校や職場で紹介された」(12.4%)も多い。「現金を持つのが煩わしいと思った」は、わずか1.8%だった。

  • そのクレジットカードを作ったきっかけは何ですか。

初めて作ったクレジットカードは、主にどんな目的で使ったか尋ねたところ、「実店舗での買い物」(35.2%)、「オンラインショッピングでの買い物」(22.1%)が多くを占めた。

初めて作ったクレジットカードの1カ月あたりの利用額について聞くと、23.9%が「0~5,000円未満」と答えた。18.2%は「5,000円~1万円未満」、17.0%は「1万円~2万円未満」と答えている。大半が3万円未満の範囲に収まっていることがわかった。

  • 初めて作ったクレジットカードについて、1カ月あたりの利用額はどのぐらいでしたか。

初めてクレジットカードを作ったとき、家族(両親、兄弟など)には相談したか尋ねたところ、69.4%が「相談していない」、30.6%が「相談した」と答えた。相談したと回答した人に、家族の反応について聞くと、「特に反対はされなかった」が多くを占めた。

一定程度の年齢(目安は30歳以上)になっても、クレジットカードを使ったことがない場合、個人の支払能力が正確に判断できない状態(スーパーホワイト)であるという理由で、クレジットカードや各種ローンの新規契約が難しくなる場合があるが、これについて知っているか聞くと、84.5%が「いいえ」と答えた。

中学・高校・大学に在学しているときに、社会科、家庭科などの授業の一環として「クレジットカードの使い方、使う上での注意点」に関する授業を受けたことがあるか尋ねたところ、94.2%が「いいえ」と回答している。