セイコーウオッチの高級時計ブランド「グランドセイコー」は、2020年でブランド誕生60周年。その節目に、次世代の機械式ムーブメント「メカニカルハイビート36000 80 Hours」を搭載した限定モデルが登場する。
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＜グランドセイコー＞ ヘリテージコレクション グランドセイコー60周年記念限定モデル（SLGH002）
まずは「メカニカルハイビート36000 80 Hours」（キャリバー9SA5）だが、さまざまな新型のパーツや機構によって、高精度かつ長時間駆動を実現。加えて、りゅうず位置を裏ぶた側に寄せた低重心化や、薄型化も図っている。デザイナーと開発者が一体となって取り組み、グランドセイコーの時計製造を担う岩手県雫石町（雫石高級時計工房）の情景を映すムーブメントデザインを追求した。
たとえば、雫石川のゆるやかな川の流れを思わせるという、随所に散りばめられた温かみのある曲線などが見どころだ。また、グランドセイコーの9Sメカニカルムーブメントでは初となる「瞬間日送り機構」を搭載し、瞬時にカレンダーの日付を切り替える。
「メカニカルハイビート36000 80 Hours」（キャリバー9SA5）のイメージ
ムーブメントのおもな仕様は、巻上方式が自動巻き、ムーブメントサイズが外径31.6mm×厚さ5.18mm、平均日差が+5秒～-3秒（装着時の目安は日差+8秒～-1秒）、パワーリザーブが約80時間、石数が47石、振動数が毎時36,000振動（毎秒10振動）。
＜グランドセイコー＞ ヘリテージコレクション グランドセイコー60周年記念限定モデル
＜グランドセイコー＞ ヘリテージコレクション グランドセイコー60周年記念限定モデル（SLGH002）
その新ムーブメント（キャリバー9SA5）を搭載した時計が、グランドセイコー60周年記念限定モデルでもある「SLGH002」だ。初代グランドセイコーの意匠を受け継ぎつつ現代風に見直し、装着性や視認性に配慮。新しい時代のグランドセイコーを牽引する普遍的なデザインを目指したという。
18Kイエローゴールドを用いたケースは、薄型・低重心のキャリバー9SA5によるシャープなフォルム。ケースとストラップのバランスを再設計し、装着性を高めている。
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ダイヤル
ダイヤルでは、GSロゴ、インデックス、カレンダー窓枠にも18Kイエローゴールドを採用。6時位置には、貴金属のインデックスを示す「SD（Special Dial）」マークを配置している。時分針も特徴的で、細く長い、そしてインデックスを指し示すときのデザイン的なラインによって、美しさと視認性にこだわった。
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サイド
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裏ぶた
ケースサイズは外径40mm×厚さ11.7mm、風防は内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス、ストラップはクロコダイル、ワンプッシュ三つ折れ方式の中留は18Kイエローゴールド、裏ぶたはシースルーバック、防水性能は10気圧、耐磁性能はJIS耐磁時計1種。8月1日の発売予定、世界限定100本、税別価格は4,500,000円。
