楽天は3月27日、同社が運営するクチコミ就職情報サイト「楽天みん就」(以下、みん就)で、2021年卒業予定の学生を対象に調査した「新卒就職人気企業ランキング」の総合トップ200社を発表した。調査期間は2019年9月20日～2020年2月19日、有効回答は3,442人。
「NTTデータ」が初の総合1位
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「新卒就職人気企業ランキング」総合トップ20
同調査では、学生が対象企業約600社から志望する上位5社を選択し、それぞれの企業の志望理由を「仕事内容」「会社」「雇用」「社会的責任」「採用活動」の5つから回答したものを、独自の算出方法で集計した。
総合ランキングでは、「NTTデータ」(前年3位)が初の首位を獲得。今年で10回目を迎える同ランキングでIT系企業が1位となるのは初めてという。以下、2位「味の素」(同1位)、3位「伊藤忠商事」(同2位)、4位「花王」(同5位)、5位「資生堂」(同6位)、6位「全日本空輸(ANA)」(同4位)、7位「サントリーホールディングス」(同8位)、8位「アサヒビール」(同11位)、9位「集英社」(同14位)、10位「日本航空(JAL)」(同9位)と続いた。
業界別にみると、11位の「楽天」(同17位）、12位の「アクセンチュア」(同13位)、23位の「SCSK」(同43位)、29位の「野村総合研究所(NRI)」(同37位)、46位の「LINE」(同66位)など、IT系企業のランクアップが目立った。
志望理由別のランキング結果をみると、「雇用の魅力」の「教育研修に熱心」という志望理由でランクインした多くの企業が、総合ランキングでも大幅に順位を上げる傾向がみられた。例えば、「教育研修に熱心」な企業ランキング1位の「ニトリ」は総合20位(同36位)に、2位の「アビームコンサルティング」は総合34位(同81位)に、3位の「太陽生命保険」は総合60位(同585位)に上昇した。
