任天堂は3月26日夜11時、Youtubeチャンネルで「Nintendo Direct mini 2020.3.26」を配信し、複数の新作ゲームタイトルや、2020年発売予定のゲームの詳報を公開。「ゼノブレイド Definitive Edition」の発売日が5月29日に決定したことや、『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』の2020年冬発売、『あつまれ どうぶつの森』最新アップデートを配信することなどが発表された。
映像の中で発表された主なタイトルは以下の通り。
- 『ゼノブレイド Definitive Edition(ディフィニティブ・エディション)』5月29日発売(税込6,578円)
Xenoblade Definitive Edition Collector's Set(税込9,878円) - 『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』2020年冬発売
- 『プロ野球 ファミスタ2020』2020年発売
- 『深世海 Into the Depths』3月26日配信(税込1,990円)
- 『あつまれ どうぶつの森』(税込6,578円、発売中)
イースターのおまつり(4月1日~12日開催イベント) / 無料アップデート(4月下旬配信予定) - 『Good Job!』3月26日配信(税込2,000円)
- 『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』7月2日発売(税込7,678円)
- 『リングフィット アドベンチャー』3月26日無料アップデート配信
- 『不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス』2020年発売
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』有料追加コンテンツ第6弾
(追加ファイターが『ARMS』から参戦) - 『ブレイブリーデフォルトII』2020年発売 先行体験版配信中
- 『世界のアソビ大全51』6月5日発売(税込4,378円)
- 『ニンジャラ』5月28日配信(基本プレイ無料)
- 『グノーシア』4月30日配信(税込2,750円)
- 『ミスタードリラー』6月25日発売(税込3,520円)
- 『パワプロ2020』7月9日発売(税込7,678円)
なお、発売日などの情報は、新型コロナウイルス感染症の影響により、今後変更が生じる場合がある。最新情報は各タイトルの発売会社のホームページを参照のこと。
他にも、マイニンテンドーストア限定商品の「Nintendo Switch Customize」(税込32,978円)の4月配送分の予約受付を、3月27日昼頃に開始予定であることが明らかになった。
「Nintendo Direct mini 2020.3.26」の見どころは人それぞれだろうが、やはり注目タイトルはトップバッターのモノリスソフト最新作『ゼノブレイド Definitive Edition』の詳報だろう。2010年にWii向けRPGとして発売された「ゼノブレイド」が、新たにSwitch向けに“リファイン”され、ゲームグラフィックが当時よりも大幅にグレードアップ。遊びやすさやメニューなども進化しているほか、ゲームの一部楽曲も再収録されているとのことだ。パッケージは通常版のほか、さまざまな特典がセットになった「Xenoblade Definitive Edition Collector's Set」も発売される。
さらに、本編の後日譚となる追加ストーリー“Xenoblade つながる未来”を収録。主人公たちはストーリーが進行するにつれて、彼らが暮らす「巨神の骸の大地」の足部にあるコロニー9から腹部、背中、頭部、右肩へと、巨神の身体を登るようにして旅することになるのだが、ゲーム内では「左肩」には行けなかった。しかし、「実はマップとしてはゲーム内に存在していて、左肩エリアも遊べるはずだったのでは?」と、ファンの間では長らくウワサされていた。実際、劇中では一瞬だけこのエリアが出てくるムービーも存在する。
今回公開された、“Xenoblade つながる未来”のゲーム映像には、その「左肩」とおぼしき場所が映っており、さらに公開された新ビジュアルでは錫杖を武器とする高貴な少女・メリアの手に、見慣れない新たな装備が握りしめられている。初めてゼノブレイドシリーズを遊ぶ人にとっても、既存のファンにとっても、これは注目のストーリーとなりそうだ(何を隠そう、このエピソードで何が語られるのか、筆者が一番期待している)。