大和ネクスト銀行はこのほど、「ビジネスパーソンの健康づくりに関する調査」の結果を明らかにした。同調査は3月7日~10日、全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソン1,000名を対象にインターネットで実施したもの。
健康づくりのためにしていることを尋ねたところ、「睡眠時間をしっかり確保する」(38.5%)が最も多く、「タバコを吸わない」(34.9%)、「なるべく歩いたり階段を使うようにしている」(34.8%)が続いた。年代別にみると、「定期的に健康診断を受ける」(20代17.2%、30代29.2%、40代37.6%、50代41.2%)は、年代が上がるにつれて高くなっている。
健康のために見直したい生活習慣を聞くと、最も多い回答は「夜ふかしをする」(25.2%)だった。次いで「間食をする」(22.8%)、「休日に家でゴロゴロする」(21.4%)、「脂っこいものを食べる」(21.3%)となっている。年代別にみると、「布団に入ってからもスマホをさわる」(20代30.0%、30代23.6%、40代17.6%、50代11.2%)は、若い層ほど高かった。
「こんな人が職場にいたらストレスが溜まってしまう」と思う人について尋ねると、「すぐにキレる人」(51.1%)が最も多く、「いつもイライラしている人」(48.8%)、「自己中心的な人」(47.2%)、「噂や悪口ばかり言っている人」(46.8%)、「嫌味を言ってくる人」(45.6%)と続いた。
同僚から言われて一番ストレスを感じたセリフを聞いたところ、1位は「まだできないの?」(34件)だった。2位は「仕事が遅いね」(12件)、3位は「使えないね」(10件)だった。
一方、同僚から言われて一番癒されたセリフは、「ありがとう」(101件)が最も多く、2位は「頑張っているね」(34件)、3位は「大丈夫だよ」(18件)だった。
ストレスを感じたときにどのように対処しているか聞くと、「気分転換・リフレッシュをする」(41.4%)が最も多かった。次いで「リラックスする時間を作る」(36.4%)、「ストレスの原因と距離をおいてみる」(29.2%)、「友人や家族に不満を聞いてもらう」(24.0%)、「何事もポジティブに捉える」(16.4%)となった。
どのようにしてストレスを解消しているか尋ねると、最も多い回答は「寝る」(38.7%)で、「好きな音楽をきく」(21.7%)、「ドラマ・映画をみる」(21.5%)、「お酒を飲む」(20.9%)、「スイーツを食べる」(20.3%)が続いた。
健康づくりのために1カ月間に使っているお金を聞いたところ、「0円」(35.0%)が最も多かった。「1,000円未満」(19.2%)や「1,000円~3,000円未満」(16.2%)も多く、平均金額は3,359円だった。男女別に平均額をみると、男性3,168円、女性3,549円と、女性のほうがやや高く、年代別では50代(4,104円)が最も高かった。
ストレス解消のために1カ月間に使っている金額は、「0円」(28.0%)と答えた人が最も多く、「3,000円~5,000円未満」(17.0%)が続いた。平均金額は5,758円で、健康づくりのために使っている平均金額より2,399円高い。男女別に平均額をみると、男性5,469円、女性6,047円、年代別平均額は30代(6,470円)が最も高かった。