昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「似ている」篇が、27日から全国で放送される。
今回は、桃太郎(松田翔太)と桃爺(笹野高史)の似ているところについて語り合うストーリー。浦島太郎(桐谷健太)が「桃爺と桃ちゃんって、似てるとこある?」と2人に聞いてみると、桃太郎は「まぁ、育ての親だからねぇ~」と言いつつ、桃爺とそろって扇子を仰ぎながら首をかしげる。
その様子を見た浦島が「あっ、なんか今の似てる」と指摘すると、2人そろって「そうかなぁ~」と同じしぐさをしながら返し、金太郎が「うん、すごく似てる」と反応。さらに続いて「いやいやいや、そんなことないよ」とまたもやそっくりに答える2人に、「あっ、むしろ似せにいってるんだよね」(金太郎)、「桃爺がね!」(浦島)と問いかけてみると、桃爺は「バレたー?」お茶目に返す。
そんな三太郎とのやり取りに、桃爺が「ただ、似てるって言われると、うれしいもんじゃな~」としみじみとつぶやくと、それを聞いた3人は穏やかな表情に。しかし、最後にはその空気を崩すかのように「でも一番似てるのは、顔じゃろ?」と3人に問いかけると、浦島と金太郎はそろって「それはないっ!」と、しっかりツッコみを入れるのだった。
撮影では、松田と笹野が、直前のセリフ合わせでどうしたら似ている感が出るか、いろいろとポーズをしてみたり、しぐさを合わせてみたりと、いつも以上に念入りに事前スタンバイ。最後の「それはないっ!」のツッコミシーンは、もともと松田も一緒になってツッコミを入れる予定だったが、松田の提案で急きょリアクションのみにしたことで、より桃爺との関係性が分かりやすくなり、桃太郎と桃爺のいい雰囲気を作り出すことができたという。