Microsoftは3月24日(米国時間)、セキュリティアップデート(B release)を除いたWindows向けのアップデートを2020年5月から停止すると発表した。新型コロナウイルスの影響で米国をはじめ複数の国で在宅勤務が増えている状況を受け、IT管理者などへの負担を軽減するためとみられる。

同社はセキュリティ更新を重視し、サポート期間内の全Windowsクライアントおよびサーバー製品について、セキュリティ以外のリリース(C / D releases)を2020年5月から一時停止する。毎月第2週の火曜日に配布されるセキュリティアップデートは継続して提供される。

なお、Googleも同様の措置を行っており、現在ベータ提供しているWebブラウザ「Chrome 81」の安定版のリリースを一時停止することを発表。合わせて、現在リリースされているMicrosoftのWebブラウザ「Edge」も、次期最新版となるEdge 81 安定版の公開を一時見合わせるとしている。