阪堺電気軌道は低床式車両の4編成目となる1101形の営業運転を3月28日から開始する。これにともない、天王寺駅前~浜寺駅前間で運行する低床式車両は現行のおおむね2時間に1本から毎時1本に増える。
新たに運行を始める1101形は、現在運行している「堺トラム」(1001形)の形状を踏襲しつつ、南海グループコーポレートシンボルのファインレッドとブライトンオレンジの2色を使用したカラーリングとしている。
車内も「堺トラム」の座席配置を基本に色の数を抑え、車内が広く感じられる都会的な空間をイメージしたデザインを採用した。室内灯にはダウンライトタイプの白色LEDを採用し、省エネルギー化を図った。