お笑いコンビのココリコと博多華丸・大吉が出演するテレビ朝日系バラエティ番組『かみひとえ』(毎週月曜 23:15~ ※一部地域除く)が、30日の放送からリニューアル。新たに同局の弘中綾香アナウンサーがMCに加わる。

  • 左から博多華丸、博多大吉、弘中綾香、田中直樹、遠藤章造 -テレビ朝日提供

番組では、若手ディレクターがお笑い第7世代を中心とした旬なキャストと作り上げたVTRをチェック。ディレクターもスタジオに登場し、MC陣のツッコミを受け止めつつ、撮影時の苦労話などロケエピソードを披露していく。放送前にはテレ朝公式Youtubeチャンネル『動画、はじめてみました』にもアップし、その評価や意見もスタジオで紹介する。

収録を終え、弘中アナについて感想を求められた博多大吉は「さすがはテレ朝のエース、と言って良いのでしょうか。まったく違和感なく入ってこられたと思います。アナウンサーの方でも話していて詰まる時があるのですが、まったくないのでさすがだと。コメントの端端もとても面白かったです」と絶賛。

さらに「ゲストのタレントさんがVTRを見て『イヤだ~』と言われるのは、芸人っぽいリアクションで嫌がっているのかな、と今まではスルーしていたのですが(笑)、弘中さんが同じように『イヤだ~』と言われると、こちらは『あっ』という気持ちになりますね。僕らだけでなく、スタッフ全員の背筋が伸びました。それが分かっただけでも弘中さんの加入は大きかったです」と感謝した。

相方の博多華丸は「1回目なのに気負いもなく、達者だなと思いました」と持ち上げつつ、「実はそんなに大した番組と思っていないんじゃない? 『残りのVTRどうぞ』とか」と笑顔。

ココリコの遠藤章造は「弘中さんはすごく良いキャラクターの持ち主だと思っています。今日から自分の番組だと思って伸び伸びやっていただければ、と思います(笑)」と話し、田中直樹は「弘中さんが入ることで“テレ朝感”がすごい(笑)。いや、それがうれしいんですよ」と語った。

ココリコ、博多華丸・大吉、弘中アナのコメントは以下の通り。

■博多華丸
これまでの延長線上でうまくブラッシュアップしたという印象で、スムーズに番組を楽しめました。弘中さんが加わり、ネットの反響も聞くなど、若い人の感覚も取り入れて行きます。僕らはおじさんの境界線にいて、土俵際で粘っている感じでもあります。若い人たちにいつまでも認知されたいという気持ちはあるので、ここでじっと若い人たちが何を面白いと思うのか、うかがっていきたいと思います(笑)。

■博多大吉
ディレクターさんが出てくれるのは生産者の顔が見えるというか、ありそうでなかったですよね。僕らおじさんなので、弘中さんや若いディレクターさんの顔がわかるのはすごく良いことだと思いました。これから新たな企画をどんどん持ち込んでくれると思うので、それに対応できるようにこちらもコメントで頑張ります。まぁ、僕らが動画を作るとしたら、やっぱり福岡県かな。福岡の駅前の映像をただただ流したり、玄界灘が見える公園で焚き火をしたり(笑)。

■遠藤章造
ネットの動画は“テレビの敵”という訳ではないですが、まったく違うものでもあるので、うまくハマっていくか、1つの実験だと思います。若い世代の方がどんな企画を持ってきてくれるのか、すごく楽しみですね。僕らにとっても刺激になりますし。テレビでの若手芸人さんはやらされていることが多いですが(笑)、ネットの動画はやらされているのではなく、好きなことをやっているというイメージ。そこをどう芸人さんが若いディレクターさんとやっていくか注目したいです。

■田中直樹
ネット動画と連動していく、という部分で、僕らが知らないような感覚をもらえるところがいいなと思いました。あと弘中さんが入ることで“テレ朝感”がすごいでた(笑)。いや、それがうれしいんです。ディレクターさんが芸人さんと組んで「これをやりたい!」という熱を感じるところが面白いです。そういう熱い部分が芸人さんにとってもうれしいと思います。今日の収録で改めて気付いたのは、男性と女性で好き嫌いが違うんだということ。で、僕自身は(女性にとって)気持ち悪いのが好きなんだなと(笑)。男性と女性の良い意味での気持ち悪さの境界線を企画で探って欲しいですね(笑)。

■弘中綾香アナウンサー
皆さんが優しく迎えてくださったので、自分としては番組にスッと溶け込めたような気がしています。緊張はありましたが、すごく楽しくて収録があっという間に終わったという感じでした。自分としては、リニューアル前に朝日奈央さんと夏菜さんが大食いに挑戦されていたのがすごく印象的でした。すごく体を張っている、と思ったので、私もそういうものに挑戦してみたいですね。自分で企画をするなら、歌の動画が気になるのでスナックのママさんの中で誰が一番歌がうまいか選手権、というのはどうかな、と思っています。