小田急電鉄とスマートドライブはこのほど、小田急沿線での新たなモビリティ・ライフの実現に向け、両社が協同して取り組むと発表した。
スマートドライブは、移動体の走行データを活用したさまざまなモビリティサービスを提供する企業。今回のプロジェクトでは、スコアリングした走行データを用いた個人向けの家族見守りサービス「SmartDrive Families」を小田急沿線で一般向けに提供する。
「SmartDrive Families」は、自動車のアクセサリーソケット(シガーソケット)に車載デバイスを挿すだけで、別の場所にいる家族が運転の様子をリアルタイムで見守れるサービス。設置工事不要で、月額2,480円(税別)で利用できる。
両社は今回のサービス開始を皮切りに、将来的には安全運転の度合いに応じてクーポンなどがもらえる「SmartDrive Cars」の活用、ドライビング評価をもとにした公共交通機関利用の提案、MaaSや地域密着型サービスプラットフォーム「ONE(オーネ)」との連携などを検討する。