今年1月に欅坂46を脱退した平手友梨奈が、19日に放送されたラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM/毎週月曜~木曜22:00~23:55)で、同番組を卒業するにあたってリスナーへ最後のメッセージを投げかけた。

平手友梨奈

番組の終盤、「高校1年生から高校3年、そして卒業するまでまさかやらせていただけるとは思ってもいなかったので、本当にこんな日が来るとは…ありがたい気持ちです」と感謝の気持ちを述べた平手。続けて「ちょっとだけ話しても良いかな?」とリスナーへ語り掛けた。

平手は「このラジオを聴いてくださっている方に、私から“お願い”というか“約束”をしてほしいなと思っていて」と述べ、「1つは“言葉の暴力”というのは、本当にもうしないであげてほしいです」「自分は言葉の暴力というのが一番、人の心を傷つけてしまう。最悪の場合“死にたい”って思っちゃう人もいると思います。だから言葉の暴力はやめてほしいと思います」と切実に訴えた。

続けて、「SNSはよく使えばすごく便利なもの」としながらも、「ちょっと間違えるだけでいろんな方向に転がっていくと思うので、そこはどうか、絶対に絶対にしないでほしいです」とお願いした。

さらに平手は「つらいこと、苦しいこと、たくさんあると思います。つらいこと、苦しいことのほうが多いって思う人もきっとたくさんいると思います。私もそう思ってる人間の1人です」と本音を吐露。

その上で、「どれだけ嫌なことがあっても逃げずに闘ってほしいです。闘うことはすごく勇気のいることだし、自分も傷つく、相手も傷つくことがあります。そして、人間関係が崩れちゃうこともあるかもしれないです。でも、それはマイナスに受け取るんじゃなくて、むしろプラスに受け取ってほしいなと思います」と呼びかけた。

そして、「“もっとわがまま言って良いんだよ”って言ってあげたいです」と平手。「きっと、夜中とか自分のベッドで涙を流すこともきっとあると思います。人に言いたくないこと、友達にも両親にも誰にも話したくないこと。そこをSNSに逃げないで、どうか、信頼できる大人に話してみてほしいです。すごく勇気がいるし、難しかったり、言葉が詰まってしまうかもしれないけど、話すことでちょっと気が楽になることもあると思うので。それが私からのみんなへのお願いごとです」とメッセージを述べた。