NTTドコモは3月18日、5Gサービスの3月25日開始に合わせて5Gスマートフォン6機種を発表。3月25日から順次発売します。ここでは発表された5Gスマホのひとつ、「arrows 5G F-51A」(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)を写真で紹介していきます |
arrows 5G F-51Aは、高周波数帯のミリ波(28GHz帯)を使った5Gに対応した6.7型スマートフォンです(ミリ波は2020年6月以降にサービス開始予定)。「日本生まれ」をアピールしており、他キャリアを含め、これまで発表された5Gスマホの中で、ミリ波をサポートするスマホはまだ数少ない選択肢となります。
(詳細はニュース記事「ドコモ、5G対応のarrowsフラッグシップモデル『arrows 5G』」に記載)
- 発売時期:2020年6月下旬以降
- 価格:未定
画面は、側面までディスプレイを広げた約6.7インチの大型有機ELディスプレイを採用。Elite Gamingデバイスとして、グラフィックスやオーディオ、スペックなどゲームに最適化を図った端末とされています。
メインカメラは約4,800万画素広角、約1,630万画素広角、約800万画素望遠を採用するトリプルカメラ。インカメラ(約3,200万画素)と同時に撮影できる機能を搭載し、景色を撮りながらセルフィーをワイプで記録することができます(同社はゲーム実況などにも役立つとアピール)。シャッターを切る前後数秒のシーンから、AIが人物の喜怒哀楽を認識して切り出してくれるAIカメラの機能も使い勝手がよさそう。シャッターチャンスを逃さずに撮影できます。
面白いのが、カメラの撮影モードの1つ、AdobeのPhotoshop Expressモード。撮影すると同時にAdobeが培ってきた自動補正を適用して画像をより美しく仕上げてくれるそうです。
指紋認証によって画面ロックを解除すると同時に、特定の指に紐付けたアプリを起動する機能も便利そうです。「人さし指でロック解除するとコード決済アプリが起動する」という設定をすれば、決済時に戸惑うことなく素早く支払いができるなど、使い方次第ではとても便利そうです。
前述の通り、現時点で28GHz帯のミリ波に対応するのは、スマートフォンではGalaxy S20+ 5Gとこのarrows 5Gのみ。当初はエリアが限定的ですが、ミリ波による下り最大4.1Gbpsという超高速通信に対応しているのも大きなメリットです。
arrows 5G F-51Aの主な仕様
- OS: Android 10
- CPU: Qualcomm Snapdragon 865/2.8GHz+1.8GHz(オクタコア)
- 内蔵メモリ: 8GB
- ストレージ: 128GB
- 外部ストレージ: microSDXC(最大1TB)
- サイズ: 未定
- 重量:未定
- ディスプレイ(解像度): 約6.7インチ 有機EL(3,120×1,440ドット)
- メインカメラ: 約4,800万画素+約1,630万画素+約800万画素
- インカメラ: 約3,200万画素
- Wi-Fi: 〇
- Bluetooth: 5.1
- バッテリー容量: 4,070mAh
- 連続待受時間: 未定
- 通信速度(5G): 受信最大4.1Gbps/送信最大480Mbps
- 通信速度(4G): 受信最大1.7Gbps/送信最大131.3Mbps
- 防水/防塵: ○/○
- 生体認証: ○(指紋認証)
- ワンセグ/フルセグ: ―/―
- 接続端子: USB Type-C
- カラーバリエーション: Navy Black、Titanium Silver