京福電気鉄道は20日、嵐電北野線の等持院駅を「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」に改称した。あわせて「日本一長い駅名記念硬券」も発売した。

  • 「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅名版イメージ

駅名の変更は、立命館大学などを運営する学校法人立命館と京福電気鉄道が3月13日付で結んだ連携・協力協定にもとづくもの。両者はこれまでも、京福電気鉄道による学生のインターンシップ受入れや学生による「嵐電沿線まち歩きマップ」の制作など、さまざまな事業に取り組んできた。改めて協定を結んだことにより、今後は地域社会の活性化や未来を担う人材の育成に一層協力して取り組むとしている。

変更後の駅名「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」は、等持院を挟んで嵐電と立命館大学が近接しており、立命館大学へのアクセスが良好なことを明示することを目的としている。音読数(26文字)が日本一長く、文字数(17文字)も富山地方鉄道軌道線の「富山トヨペット本社前(五福末広町)」など3駅と並び、日本一長い駅名となる。

  • 「日本一長い駅名記念硬券」イメージ

これを記念して発売された「日本一長い駅名記念硬券」は、台紙付きで1枚300円。北野白梅町駅窓口で販売する。乗車券ではなく、記念グッズとして販売するため、この券で乗車することはできない。