【実機で見る5Gスマホ】ドコモ「Galaxy S20 5G」シリーズ

NTTドコモは3月18日、5Gサービスの3月25日開始に合わせて、5Gスマートフォン6機種を発表し、3月25日から順次発売します。ここでは発表された5Gスマホのひとつ、Galaxy S20シリーズを写真で紹介していきます

6.2インチQHD+有機ELディスプレイのGalaxy S20 5G（左）と6.7インチQHD+有機ELディスプレイのGalaxy S20+ 5G（右）

3月18日にドコモが発表した5Gスマホのひとつ、Galaxy S20シリーズは、Galaxy S20 5G（SC-51A）とGalaxy S20+ 5G（SC-52A）の2モデルが用意されています。基本的なスペックは同等ですが、Galaxy S20は6GHz未満のSub6にのみ対応。S20+はそれに加えて、高周波帯のミリ波にも対応します。

S20の発売日はサービス開始と同じ3月25日からで、ドコモの5Gスマホの中では最も早く手に入ります。S20+は5月下旬からの提供となっています。

S20 5Gの発売時期と価格

発売時期：2020年3月25日
価格：102,960円、スマホおかえしプログラム適用時68,640円（税込）

S20+ 5Gの発売時期と価格

発売時期：2020年5月下旬以降
価格：114,840円、スマホおかえしプログラム適用時76,560円（税込）

（スマホの詳細はニュース記事「ドコモ、5G対応の大型有機ELスマホ『Galaxy S20』『Galaxy S20+』」に記載）

Galaxy S20 5G（左）とGalaxy S20+ 5G（右）。ドコモオンラインショップの価格は、S20 5Gが税込102,960円、S20+ 5Gが税込114,840円

外観では、画面サイズ以外の違いはほとんどありません。スペックも近いので、サイズ感で選択するといいでしょう。ミリ波を使った5Gサービスは、吉澤和弘社長が「6月以降になる」としており、ごく狭いエリアでの展開となる見込みなので、当初はミリ波をサポートしないS20でも大きな問題はないでしょう。

Galaxy S20のサイズ感。手頃なサイズで持ちやすいのがいい感じです

より大画面を搭載しながら比較的コンパクトにまとめたS20+。ただ、これならさらに最上位のS20 Ultraの方がバラエティに富んでいると感じました

S20のカラーは3色。コスミックグレー、クラウドホワイト、クラウドブルー。いずれも透明感ある背面です

S20+はコスミックグレー1色です

S20の側面

S20+の側面

S20（上）とS20+（下）のカメラ。S20+にはToFカメラ（右列中央）が配置されています

S20で撮影した画像。1倍から30倍までズームした場合、ここまで拡大されます

カメラは、いずれも望遠カメラに有効画素数6400万画素の高画素センサーを採用。最大30倍までのデジタルズームをサポートするなど、カメラ性能を強化。大きな違いとして、S20+には深度測位用のToFカメラを搭載するため、背景ボケなどがより正確になります。

10秒の動画を撮影すると複数の写真や動画を生成してくれる「シングルテイク」機能も便利そう

120Hzの高リフレッシュレート画面でゲームなどが滑らかに表示される点もポイント。Webサイトを上下に素早くスワイプするだけでも違いがはっきり分かるレベルでした。ドコモの5G初号機ですが、おなじみのGalaxy Sシリーズとして安定感があり、グローバルではすでに発売済みの製品でもあり、安心感のある製品です。