カシオ計算機は3月19日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、メタルと樹脂を融合させた「MT-G」シリーズから「MTG-B1000VL」をグローバル発表した。日本での発売や価格は未定となっている。
今回のMTG-B1000VLは、火山雷をイメージしたカラーリングが最大の特徴。火山雷とは、火山の噴火によって発生する雷のことで、火山が噴き上げる水蒸気、火山灰、火山岩などの摩擦電気によって発生する。
この火山雷で生じる色彩を、レインボーIPを施したベゼルやマルチカラーの文字板で再現。恐ろしい火山雷にありながら美しい金色、青や紫を鮮烈に仕上げている。レインボーIPの複雑な輝き、時計1本ごとに光り方が違う。なお、MTG-B1000VLの前にも、レインボーIPを採用したG-SHOCK「MTG-B1000RB」がリリースされている。
MTG-B1000VLのバンドはマグマの赤をイメージ。MT-G初というスケルトンレッドのソフトウレタン素材を採用した。
ベースモデルは「MTG-B1000」で、ベゼルと裏ぶたをパネル状のパーツで結合した「コアガード構造」によって、強靭性と小型化を両立したモデルだ。Bluetoothによってスマートフォンと連携し、さまざまな機能を専用アプリから使える「スマートフォンリンク機能」も搭載している。
(実機写真:青木淳一)