カシオ計算機は3月19日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK G-STEEL」シリーズの新製品として、カーボンコアガード構造とシリーズ初のフロントボタンを採用した「GST-B300」を発表した。6月の発売予定となっている。
ラインナップは3モデル。ブラックベゼルとウレタンバンドの「GST-B300-1AJF」は税込44,000円、シルバーベゼルとウレタンバンドの「GST-B300S-1AJF」は税込49,500円、シルバーベゼルとステンレスバンドの「GST-B300SD-1AJF」は税込55,000円だ。各モデル、バンド交換に対応している(交換用バンドのラインナップは未定)。
今回のGST-B300は、新開発のカーボンケースでモジュールを保護する「カーボンコアガード構造」を装備。高い堅牢性を持つカーボンファイバー強化樹脂を、ケースとフロント・サイドボタンガードに用いており、上下左右からの耐衝撃性能が向上した。
注目はそのデザイン。武骨なたたずまいは、ある意味もっともG-SHOCKらしいG-STEELといえそうだ。文字板の6時位置にはバッテリーインジケーターを備え(本体は光充電のタフソーラー仕様)、ディスクの矢印とカラーでバッテリー残量を示す。1時~2時の位置にはラウンド型のデジタルグラフィック、12時位置にはデジタル表示を配置している。
Bluetooth Low Energyを備え、スマートフォンと連携。専用アプリを使って、自動の時刻修正、約300都市のワールドタイム設定、アラーム・タイマー設定などをビジュアルな画面で簡単に操作できる。
(実機写真:青木淳一)