俳優の武田真治が、日本テレビ系ドラマ『美食探偵 明智五郎』(4月12日スタート、毎週日曜22:30~)に出演することが19日、明らかになった。
東村アキコ氏原作の同名漫画を映像化する今作は、容姿端麗だが超変わり者である美食家の探偵・明智五郎(中村)が、連続殺人鬼の真相とハートに迫るサスペンス。武田が演じるのは、連続殺人鬼・自称マグダラのマリア(小池栄子)に惹かれ、殺人を依頼するフレンチレストランのオーナーシェフ・伊藤役だ。
フレンチビストロ、メゾン・ヴェリテのオーナーシェフである伊藤は、かつて、パリのビストロで修業中に、殺人に目覚める前のマグダラのマリアに出会い、東京で自分の店を持つことを誓った。その大切な店を、食べリポレビュアーに酷評され、マグダラのマリアにレビュアーへの怒りと殺意を見抜かれたことから、実際に殺人に手を染めてしまう。そして、マリアに想いを寄せている。
殺人に目覚める前のマグダラのマリアと接点があった重要な役で、武田は「料理を作り仕上げることと、人を殺めることに温度差がない感じが印象的」とコメント。「人が変わったように殺しに手を染めていくのではなく、きっかけや状況が整ってしまえば、誰でも犯しかねない過ちとして描けたら」と意気込んだ。
伊藤が食べリポレビュアーの殺人に手を染める様子は、第3話で描かれる予定。