新型コロナウイルスの影響で、臨時休校やイベントの中止と外出を控えている人も多いのではないだろうか。一日家の中にいると、テレビやゲームだけでは飽きが来る。外で遊べないからこそ家の中で楽しく遊べるおもちゃとして「カードゲーム」がある。

そこで今回は、ロフト広報の高橋祐衣さんに最近売れ筋のカードゲームを教えていただいた。ロフトでは最近、カードゲームの売り上げが上昇し、2月の売り上げは昨年の同月と比べて4割も増えているという。子どもから大人まで楽しめるおすすめのカードゲーム4つを紹介しよう。

ナンジャモンジャ

  • 「ナンジャモンジャ」(1,300円)

    「ナンジャモンジャ」(1,300円)

まずはじめに紹介するのは、「ナンジャモンジャ」(1,300円)。ロフトではカードゲーム分野で3年連続TOP3に入るほど売れている人気ゲーム。テレビで紹介されたり、有名YouTuberが遊んでいたりするため、知っている人も多いのではないだろうか。

4歳の子から遊べる簡単なルールで、謎の生物「ナンジャモンジャ」が描かれたカードを引き、オリジナル名前を付けて覚える。そのカードが再び引かれたときに一番に名前を叫んだ人が勝ちというゲームだ。ゲームが終わったときに持っているカードが多い人が優勝となる。

自分だけが分かる名前をつけたり、他の人が付けた変な名前を覚えたり、大人数で遊んでも楽しいゲーム。コミュニケーションを取れる知育玩具として使われることもあり、瞬発力や記憶力を鍛える効果も期待できるかもしれない。

対象年齢 : 4歳以上
プレイ人数目安 : 2~6人
プレイ時間目安 : 15分

はぁって言うゲーム

  • 「はぁって言うゲーム」(1,600円)

    「はぁって言うゲーム」(1,600円)

引いたお題を声と表情で伝える「はぁって言うゲーム」(1,600円)。表現力と洞察力が試されるゲームで、第2弾まで発売されている。

各プレイヤーが同じお題(セリフ)を、与えられたシチュエーションで演じ、それぞれ他のプレイヤーはどのシチュエーションなのかを推測し投票する。そのとき、身振り手振りは禁止で、声と表情だけで伝えるのがポイントだ。

  • お題カードの例

    お題カードの例

お題は「はあ」「愛してるよ」など簡単なセリフ。シチュエーションは「はぁ」の場合、「理解して『はぁ』」「演歌の『はぁ』」「恋が実って『はぁ』』などさまざま。第2弾では、イベントカードとして「ハイテンションで」「両目を隠して」など、追加ルールを課すこともできる。

対象年齢 : 8歳以上
プレイ人数目安 : 3~8人
プレイ時間目安 : 15分

たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。

  • 「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」シリーズ

    「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」シリーズ

ちょっぴり大人向け?な「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」(3,149円)は、10秒でプロポーズの言葉を生み出す大喜利ゲーム。

プレイヤーに配られるのは3つの指輪と6枚の手札カード。プレイが始まったら6枚の単語カードを受け取り、それらのカードを使って作った言葉の最後に「結婚しよう」と言い、親プレイヤーに指輪を渡す。指輪が全部なくなった人が勝ちというルールだ。

例えば「僕は君だけのナイトになりたいのさ愛してる 結婚しよう」とかっこいいプロポーズができる場合もあれば、「マジ金を失いたくないんだ 結婚しよう」と笑ってしまいそうなプロポーズになることもある。

  • たくさんのカードからプロポーズの言葉を生み出す

    たくさんのカードからプロポーズの言葉を生み出す

拡張版として「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。 拡張版 ラバーズピンク」「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。 拡張版 ストーカーブラック」(各2,037円)もあり、よりラブラブな言葉を追加したり、ブラックなワードを足したりして盛り上がることができる。瞬発力とワードセンスが問われる爆笑必須ゲームは、家族でも友人でも楽しめそう。

対象年齢 : 13歳以上
プレイ人数目安 : 3~6人
プレイ時間目安 : 15~30分

オダノブなんだっけ?

  • 「オダノブなんだっけ?」(2,700円)

    「オダノブなんだっけ?」(2,700円)

ロフトの売り場担当者が一押しだという「オダノブなんだっけ?」(2,700円)は、織田信長と家臣になり、オダノブ様がうろ覚えのアレを質問して答えを見つけるワードゲーム。

オダノブ様役がジャンルと答え、逆鱗を決め、家臣役は質問をしてオダノブの答えを探っていく。オダノブ役には堪忍袋があり、ひとつの質問ごとに+1ポイントが追加されていく。分かりづらい質問や無礼な態度でも堪忍袋のポイントが貯まってしまい、ポイントの増減はオダノブ様の匙加減となる。

  • オダノブの堪忍袋はオダノブ役が自由に動かせる

    オダノブ様の堪忍袋はオダノブ様役が自由に動かせる

オダノブ様の逆鱗に触れないように質問しながら、正解を見つけたら活躍した家臣はほうびが貰える。堪忍袋のゲージがマックスになってしまったら、オダノブは答えを発表し、家臣が判定。オダノブ様が決めた答えに納得できなかったら、「本能寺」を起こしオダノブ様を負けにできる。オダノブ様と家臣になりきって遊ぶとよりゲームを楽しめるだろう。

対象年齢 : 10歳以上
プレイ人数目安 : 3~7人
プレイ時間目安 : 5~15分


まだまだ長い春休み。カードゲームがひとつあれば、家族が集まったときや友達が遊びに来たときに盛り上がれるだろう。気になるゲームを見つけてみてはいかがだろうか。

※価格は全て税別
※店舗により取り扱いがない場合がある

取材協力:渋谷ロフト