ベンキュージャパンは3月18日、プロ向け液晶ディスプレイ「AQCOLORシリーズ」の新製品として、ハードウェアキャリブレーションに対応する32型4Kモデル「SW321C」を発表した。発売は6月上旬で、オープンプライス。
同社のプロ向けAQCOLORシリーズでも史上最高画質をうたう新モデル。4K UHD(3840×2160)解像度、16bit LUT(10bitパネル)の階調表現、HDR10ならびにHLGに対応。製品の工場出荷に1台ずつキャリブレーションを行っており、色域はAdobe RGB 99%、Display P3/DCI-P3 95%、sRGB/Rec.709 100%カバー、さらにDCI-P3 / Display P3色域を95%までカバーと、写真編集や印刷物、映像編集で求められる正確な色表現ができるようにしている。別途キャリブレータを用いたハードウェアキャリブレーションにも対応。
ほか主な仕様は以下の通り。
・パネル:32型 ノングレアIPS (LEDバックライト)
・解像度:3840×2160ドット (4K UHD)
・コントラスト比:1000:1 (DCR 2000万:1)
・輝度:250cd/平方m)
・視野角:178°/178°(CR>=10)
・応答速度:GTG 5ms
・消費電力:最大170W 標準52W 待機電力0.5W以下)電源内蔵型
・入出力端子:HDMI 2.0×2、Display Port 1.4、USB Type-C(60W給電)、USB 3.1×3(出力×2、入力×1)、SDカードスロット
・本体サイズ/重量:W747.2×H502.25~652.25×D223.61mm/11.8Kg