俳優の東出昌大が17日、都内で行われた映画『三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実』(3月20日公開)公開直前トークイベントに登場。今年1月に女優の唐田えりかとの不倫が原因で、妻で女優の杏と別居中であることが報じられて以降、初の公の場となった東出は、イベント終了後に報道陣の取材に応じ、不倫騒動を謝罪した。
東出は「このたびはお仕事の関係者のみなさまに多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げて謝罪。「毎日妻に対して、子供に対して、申し訳ないという気持ちがありました。その中でドラマの撮影も続けさせていただいたんですけど、共演者の方々、スタッフさんに対しても日々申し訳ないと思いながら…」と打ち明けた。
そして、「最も謝罪しなければならないのは妻に対してだと思っています」と言い、「裏切りから一生消えない傷を負わせてしまった。また、妻からも子供たちからも、私の過ちからさまざまな幸せを奪ってしまった」と後悔。杏とはここ数日で話し合いの場を設け、「大変申し訳ないことをした。裏切ってしまい申し訳なかった」と謝罪したことを明かした。
今後については、「話し合いは続けていく。まだ具体的なことは何も決まっていません」とのこと。夫婦生活を続けたいのか、離婚という道を選ぶのかという思いについては、「カメラの前で私の希望や意思をお伝えし、妻がテレビで見て、必ずや傷つけてしまうことになると思いますので、今は申し訳ありませんが、お答えできません」と語らなかった。
子供とは「別居してからは会えていません。しかし、毎晩のようにビデオ通話をしてくれて。子供はまだ小さく携帯の操作もできないので、妻が代わって…」と、毎晩ビデオ通話をしているとのこと。「詳しくは申し上げられませんが、子供たちの姿はかわいいなという思いと、申し訳ないなという思いと、両方を抱きます」と涙目で語った。
また、「まだ子供は小さく、事態をすべて把握しているとは思いません。ただ、私がこういう仕事をし、妻がこういう仕事をし、子供たちが大きくなったときに父親の犯した過ちをいずれ知ることになると思います」と話し、「自身の犯した過ちを後悔しない日はありません。ですが、子供たちが大きくなったときに、これ以上情けない思いをさせないように、今後の日々は最善を尽くしながら生きていこうと思っています」と決意を述べた。
さらに、自身にかける言葉を聞かれると、「『人を裏切らず、最善を尽くして生きろ』と」と答え、今後の人生について「人を裏切らず、そして、今回の件でたくさんの人とを傷つけました。家族、お仕事の方、友人、たくさんの方を裏切りました。その傷をすっかり癒やせることもなければ、犯した過ちをすっかりなくすということもできないと思います。しかし今後は、人を裏切らず、最善を尽くして、ご迷惑をかけた方にも、御恩がある方にもお返ししていきたと思います」と誓った。