女優の上白石萌音と俳優の佐藤健が出演しているTBS系連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(毎週火曜22:00~)がきょう17日、ついに最終回を迎える。
主人公の新米ナース・佐倉七瀬(上白石)と、七瀬が一目ぼれをした超ドSドクター・天堂浬(佐藤)の胸キュンラブストーリーは、回を重ねるごとにSNSを中心に大盛り上がり。第6話から4週連続で視聴率を伸ばし、10日放送の第9話では14.7%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。無料見逃し配信の再生回数では、これまで同局で1位だった『逃げるは恥だが役に立つ』の記録を上回った。
仕事に恋にまっすぐで、持ち前の根性で次々に起こる困難に食らいついていく、まさに“勇者”な七瀬と、周囲から“魔王”と恐れられている超ドSキャラながら優しい一面も持つ、ツンデレの天堂。毎回放送がスタートするとSNS上には、七瀬を応援する声や、“天堂担”の興奮の声など、『恋つづ』ファンのコメントがあふれる。
七瀬役の上白石と天堂役の佐藤というキャスティングが見事にハマったが、宮崎真佐子プロデューサーは上白石の魅力を「みんなが応援できて、共感できる主人公・七瀬を作ってくれました」と語り、「ご本人はほんわかしていて落ち着いてらっしゃるんですが、いざ七瀬になると全然変わって、本当にコミカルなお芝居が上手だな」と称賛した。
佐藤については、放送開始前から「佐藤さん演じる天堂の“ツンデレ”っぷりは、きっと世の女性方を魅了していくこと間違いなしです!」と太鼓判を押していた宮崎氏。その反響は予想以上だったようだが、「1話を撮っていた時点でとにかくかっこよかったので、これはキュンキュンしてもらえるだろうなと思っていました」と振り返る。
第9話は、意識不明になった七瀬が目を覚ましたときに、天堂が七瀬の好きなところを次々と挙げていき涙し、「好きだ。お前が好きだ。だから二度と俺のそばを離れるな」と告白するシーンが話題に。「涙が止まらなかった」という感動の声とともに、「演技力すごい」「さすがの演技力」と佐藤の名演にも絶賛の声が上がった。
宮崎氏も、このシーンについて「監督も『参りました!』って言っていました」と明かす。数ある『恋つづ』の名シーンに、間違いなくこの“涙の告白”も入るだろう。
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