南海電気鉄道は15日から、加太線の沿線を巡ってスタンプを集める「めでたいバル 2020」を開始する。これに合わせ、車両や駅にさまざまな装飾を施す。
加太線沿線を盛り上げる「加太さかな線プロジェクト」の一環として企画された「めでたいバル 2020」は、加太線の駅や沿線の飲食店に設置されたスタンプ6個を集める内容。スタンプを集めた台紙を専用の「めでたいポスト」に投函すると、抽選で宿泊券や昼食券、沿線の特産品などが当たる。スタンプを2個集めた台紙を加太駅で提示することにより、「めでたい! ご利益ステッカー」ももらえる。
スタンプ台紙は3月15日から5月31日までの実施期間中、「加太観光きっぷ」「加太さかな線おさんぽきっぷ」または南海電車で行く加太方面への旅行商品のいずれかを購入するともらえる。
「めでたいバル」の開催に合わせ、「めでたいでんしゃ」の前面方向幕を順次、オリジナルデザインに変更する。「めでたいでんしゃ さち」は3月3日、「めでたいでんしゃ かい」 は3月4日から新デザインとなり、「めでたいでんしゃ なな」も3月中旬に切り替わるという。
加太線東松江~加太間の7駅にて、ホームの柱がオリジナルデザインで装飾される。3月中旬から下旬にかけて順次完成する予定。磯ノ浦駅では、サーフィンの名所であることにちなんだ波のイメージのフォトスポットを3月中旬以降に設置する。3月末で運行開始1周年を迎える「めでたいでんしゃ なな」は、3月28日から6月30日まで記念ヘッドマークを掲出する。