TDM テレワーク実行委員会は3月11日、政府からの臨時休校要請を受け、「緊急テレワーク相談会」を開催し、子供が在宅している環境でのテレワークの課題や対策についてディスカッションを行い、子供と上手に働くための「3つの提言」を策定したと発表した。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年の1月以降テレワークを導入する企業が急増している一方、小中高の休校要請に伴い、子供と一緒に働く際の課題も浮き彫りになってきている。
また、テレワークは基本的に1人で仕事をすることが想定されている中、休校になった子供たちとテレワークをすることになり、テレワークの現場は混乱しつつある状況となっている。
こうした状況を踏まえ、同委員会では、テレワーク先進企業と悩みを抱える企業の担当者20名が集まり、子供と共に行うテレワークにおける課題と対策をディスカッションしたという。
その成果として、以下の子供と上手に働く「3つの提言」を策定した。
- 長時間子供を一人ぼっちにさせない工夫を考えよう (家族のサポートの活用、友達とのオンライン通話)
- 自宅にこもると運動不足になりがちなので、運動の機会を作ろう(昼食後の縄跳び、親と一緒に体操する)
- 機密事項もあるのでテレビ会議や大事な電話は別の部屋で(家族も含めて機密事項は伝わらない工夫を)