Sansanは3月11日、同社が提供するクラウド名刺管理サービス「Sansan」において、「オンライン名刺機能」及び「オンライン名刺交換機能」を追加すると発表した。機能提供は2020年6月の予定であり、Sansanユーザーには基本機能としての提供を想定している。
新型コロナウイルスの流行や開催予定の東京オリンピック・パラリンピックにより、企業がテレワークやオンラインでの働き方への移行を迫られている中で、オンラインでの名刺交換の形は確立していないと同社は指摘する。
同機能では、自分の名刺のリンクを生成して相手に送付するが、複数人への送付も可能とのこと。SansanユーザーはSansanの画面上からオンライン名刺のリンクを発行でき、相手に送付可能になる。自分の氏名やメールアドレス、社名や肩書に加えて、Sansanに自身のプロフィール写真を登録していれば、その写真データも併せて送付できるとのこと。
オンライン名刺を受け取った相手は、容易な操作で受け取った名刺情報を自身の電話帳やSansanへインポート可能という。また、容易な操作で自分の名刺情報を相手に送り返し、オンラインでの名刺交換を実施可能としている。