大東建託は3月11日、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019<ふるさと版>」を発表した。都市部を除いた全国510自治体に居住する20歳以上の個人2万9,851人を対象に、今住んでいる地域の居住満足度(5段階)を尋ねた。調査期間は2019年3月26日~4月8日。

  • 「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019<ふるさと版>」

    「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019」

ランキング1位に輝いたのは石川県野々市市(偏差値74.9)。同市は石川県の中部、金沢市の西側に位置。2011年に市制移行されており、平均年齢は40歳、人口は5万人強。電車やバス、金沢バイパスなどが整備され、車で通える範囲に様々な商業施設が揃っているという。

2位は愛媛県伊予郡松前町(同74.9)、3位は山口県下松市(同72.4)、4位は沖縄県中頭郡北谷町(同72.2)、5位は徳島県名西郡石井町(同71.5)、6位は長崎県に市彼杵郡時津町(同71.2)、7位は鹿児島県姶良市(同70.7)、8位は沖縄県島尻郡南風原町(同69.5)、9位は熊本県合志市(同69.4)、10位は沖縄県豊見城市(同69.3)と続いた。

ランキングをみると、大型ショッピングセンターがある場所が目立ち、合併していない小規模自治体も多かった。また、人口が増えている自治体や、比較的人口の多い都市の周辺にあるベッドタウンが高評価を得ていた。

トップ100を地域別にみると、九州圏が23自治体と最も多く、特に沖縄県からはトップ10内に3自治体、トップ11~50以内に3自治体が入った。