JR北海道は11日、すでに携帯電話サービスを開始している青函トンネルならびに木古内~新函館北斗間の一部トンネルと合わせ、残りすべてのトンネルについて、3月25日始発列車から携帯電話サービスを開始すると発表した。これにより、新青森~新函館北斗間のすべてのトンネル内において、携帯電話サービスが利用可能となる。
JR北海道は、総務省が推進する「電波遮へい対策事業」について、総務省と移動通信基盤整備協会の協力の下、乗客に安全・安心して鉄道を利用してもらえるように、北海道新幹線トンネル内における携帯電話不通区間の解消に取り組んできた。
今回、新青森~新函館北斗間のトンネル内(約30km)において、携帯電話サービスが3月25日から開始することが決定。これまでにサービス開始しているトンネルと合わせ、合計約97kmで携帯電話が利用可能となる。サービス提供事業者はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクとなっている。