JR東日本の新駅、高輪ゲートウェイ駅が3月14日に開業する。多数の来駅が見込まれることから、開業からしばらくの間、混雑が見込まれることを案内していくとのこと。「状況により入場規制を行う場合がございます」とも説明している。
高輪ゲートウェイ駅は田町~品川間の新駅として開業し、山手線・京浜東北線の列車が停車。駅構内ではAIを活用した案内ロボットやさまざまな自律移動型ロボットの試行導入・実証実験、「鉄道テラスビジョン」での「高輪の地が過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点となること」を表現した映像の放映などを予定し、改札内(2階)に無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」、改札外(3階)に「スターバックス コーヒー 高輪ゲートウェイ駅店(仮称)」も設置される。ただし、駅開業後しばらくは混雑が予想されるため、駅構内店舗の営業および各種設備の稼働を見合わせるという。
無人AI店舗「TOUCH TO GO」と「スターバックス コーヒー 高輪ゲートウェイ駅店(仮称)」は3月23日から営業開始。「鉄道テラスビジョン」は駅開業後、3月31日まで東日本の風景の静止画像を表示し、4月1日からメイン映像の放映を開始する。自立移動型ロボットは3月中旬以降に順次稼働するが、稼働しない日・時間帯もある。
開業後の高輪ゲートウェイ駅における混雑緩和対策にも取り組む。混雑が予想されること、状況により入場規制を行う場合があることをポスター・SNS等で案内するとともに、駅構内は滞留空間が少ないことから、動線を明確にし、駅内外に案内誘導スタッフを配置するなど、駅利用者がスムーズに移動できるように案内するとしている。