C Channelはこのほど、「新型コロナウイルス防止に伴う休校措置についてのアンケート」の結果を発表した。同調査は3月7日~9日、子どものいる女性898人を対象に、インターネットで実施した。
子供が臨時休校と回答した女性に、休校期間中の子どもの外出状況について尋ねたところ、74%が「主に家にいる」、11.7%が「子ども同士で外で遊んでいる、11.3%が「学童など預け先にいる」と回答した。
休校期間中の大変なことについて聞くと、最も多い回答は「家で子どもを遊ばせること」(69.1%)だった。次いで「昼食やおやつの準備」(61.1%)、「子どもの精神状態」(41.8%)、「仕事のやりくり」(19.8%)、「預け先との調整」(19.6%)が続いている。
休校期間、自宅にいる子どもは何をしているか尋ねると、59.0%が「テレビや動画を観る」、34.9%が「学習する」、31.7%が「ゲームをする」と答えた。「屋外で遊ぶ」(23.1%)、「工作やおもちゃで遊ぶ」(15.3%)、「親と遊ぶ」(11.4%)という回答もあった。
臨時休校期間に、利用が増えたサービスについて尋ねたところ、「増えたサービスは特にない」と答えた53.6%を除き、最も多い回答は「教育教材・サービス」(18.9%)で、「有料動画配信サービス」(16.5%)、「食材の宅配サービス」(8.4%)、「食事のデリバリーサービス」(7.2%)が続いた。
まだ利用を増やしていないが、今後増やしたいサービスも、45.7%は「特にない」と答えているが、「教材・教育系サービス」(23.5%)、「食事のデリバリー」(16.8%)、「宅食」(13.2%)という答えも多い。
有料動画配信サービスは利用しているか、利用している場合何を使っているか尋ねたところ、44.3%は「利用していない」と答えた。利用していると答えた人で最も多かったものは、「Amazonプライム・ビデオ」(42.5%)で、「Netflix」(11.1%)、「Hulu」(8.9%)、「dTV」(5.8%)が続いた。
仕事を休むなど、夫婦間で家にいるための休校対応の分担について聞くと、最も多い回答は「妻10:夫0」(52.5%)だった。2位は「妻9:夫1」(18.5%)、3位は「妻5:夫5」「妻8:夫2」(各8.5%)、4位は「妻7:夫3」(6.0%)となっている。
昼食や弁当作りなど休校に伴う家事育児の分担割合についても、最も多いのは「妻10:夫0」(74.6%)だった。2位は「妻9:夫1」(10.9%)、3位は「妻8:夫2」(5.5%)、4位は「妻7:夫3」(2.0%)となっている。
休校に伴い、仕事を何日休んだか聞くと、妻の54.8%は「休んでいない」、13.4%は「5日(もしくは勤務日全部)」と答えた。夫は88.3%が「休んでいない」と答えている。