PASMO協議会は10日、すでに告知している「モバイルPASMO」のサービススタート日が3月18日に決定したと発表した。これにより、Androidスマートフォンにて交通系ICカード「PASMO」のサービスがより便利に利用できるようになる。

  • 「モバイルPASMO」のサービススタートが3月18日に決定

サービスの開始日時は3月18日10時から。GooglePlayストアから「モバイルPASMO」アプリをインストールすることで利用できるようになる。対応端末は、Androidスマートフォン購入時にAndroid6.0以上がインストールされており、最新版のおサイフケータイアプリがインストールされている端末となる。対応機種の詳細は、「PASMO」の特設サイトにて随時公開される。

「モバイルPASMO」では、従来のカード式「PASMO」と同様、電車・バスの交通利用や電子マネーでの買い物のほか、本人名義のクレジットカードを登録することで、場所を選ばず定期券の購入やチャージ(入金)、端末を紛失・故障した場合の簡単な手続きによる再発行、残額や履歴の端末画面での確認、バスをお得に利用できる「バス特」のポイントやチケット等の情報の端末画面での確認といったサービスが利用できる(一部機能は「モバイルPASMO会員」登録が必要)。

「モバイルPASMO」は会員登録をしなくても利用できるが、端末の紛失や故障の場合の再発行、クレジットカード登録によるモバイル端末の操作でのチャージ(入金)や定期券の購入において、「モバイルPASMO会員」の登録(無料)が必要となる。「モバイルPASMO」サイトは3月18日10時までに公開される予定で、同時にサポートセンターや会員メニューサイトも開設する予定となっている。