きょう10日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、福島・いわき市出身のフラガールに密着する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、日本にいながらハワイが楽しめるというコンセプトの人気施設「スパリゾート ハワイアンズ」で、17代目のキャプテンを務めるフラガール・アウリイ晴奈さんだ。55年の歴史を持つハワイアンズのフラガールの活躍は、映画でも描かれた。
いわき市出身のアウリイさんは、ある1本の映画をきっかけにフラガールを目指すことに。持ち前の真面目さで練習に励んだ彼女は、高倍率のハワイアンズ・ダンシングチームの選考を突破した。
しかし、入団直前の2011年3月11日、東日本大震災が起こった。変わり果ててしまった故郷を見て、言葉にならないくらいのショックを受けたという。ハワイアンズも、即日営業停止となり、再開の見通しが立たないまま、彼女はフラガールに加入することになる。それから、およそ半年後にステージが復活。その10日後、彼女は初舞台を踏んだ。
震災による営業停止を乗り越えたフラガールは、復興の象徴的な存在でもある。当時、デビュー前だった彼女は、先輩からある悩みを聞いた。それは、「被災された方々の前で“笑顔で踊っていいんだろうか”」ということだ。
そして昨年、復興支援として長期間、自然災害にあった地域を回り、被災者の前で踊った彼女。その中で、デビュー前に先輩から打ち明けられた悩みへの、ひとつの答えを見つけたという。アウリイさんがたどり着いた答えとは…。
スタジオでは、VTR中に登場した映画『フラガール』の蒼井優の姿を観て、若林正恭が「こういうのを観ると、あの人、山里夫人なんだな~と思う」と感慨深くコメントし、YOU もその発言に思わずうなづく。
さらに、アウリイさんのあるルールから、“泣いてしまう曲”についての話になると、青木崇高は箕輪明宏のあのヒット曲を挙げ「酔ってカラオケに行って歌うと必ず号泣する」と語る。若林は、若い頃によく聴いた曲を耳にした時に抱いた、ある感情を語り、スタジオは笑いに包まれる。