KDDIと沖縄セルラーは3月9日、すでにサービスを提供している「登録エリア災害・避難情報メール」が日本国内すべての都道府県、市区町村1,788カ所に対応したことを発表した。自分が住んでいる地域以外の状況が確認でき、離れて住んでいる家族に避難を呼びかけられる。利用料金は無料。
登録エリア災害・避難情報メールは、あらかじめ登録した地域の災害 / 避難情報を受け取れる情報配信サービス。国土交通省が推進する「逃げなきゃコール」の趣旨に沿ったもので、高齢者の逃げ遅れなどによる被害軽減を目的としている。
今回の改良で、全国1,788カ所の地方自治体の災害情報などが確認できるようになった。自分が住んでいる地域以外の状況を確認できるので、情報を調べたあとに離れて住んでいる家族と連絡を取り、注意や避難を促しやすくなる。
利用方法は、auのスマートフォンを利用している場合、アプリ「+メッセージ」の公式アカウントから「au災害対策」を選択。もしくは「登録エリア災害・避難情報メール」のホームページからの閲覧となる。3月25日からは、新たにau以外のスマートフォンでも災害/避難情報の履歴が閲覧できるようになる。