俳優の長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)の第8回「同盟のゆくえ」が8日に放送され、織田信長役の染谷将太が本格登場した。今回、信長と光秀の出会いのシーンが描かれ、このシーンについて染谷が感想を語った。
染谷は「魚をさばくシーンは、事前にさばく練習をしましたが、大きな魚でしたね。包丁一本で大きな魚をさばく、ニヤニヤした男・・・得体のしれない、何者だかよく分からない若者という感じにしようということで、演じていて楽しかったです」とコメント。
「光秀とは目が合ったのか合っていないのか、この2人の間にはどういう感情がぶつかっているのかと、ここから始まるドラマをあおるシーンでしたので、ここから何が起きていくのか、演じていて僕自身もワクワクしました。長谷川博己さんと岡村隆史さんとは、たき火で暖をとりながら、三人で談笑していましたね」と振り返った。
第8回「同盟のゆくえ」では、光秀(長谷川)が奇妙な出で立ちの織田信長(染谷将太)を目の当たりにし、この男に帰蝶(川口春奈)を嫁がせていいものかと葛藤。母・牧(石川さゆり)から美濃の国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げられる。そして、光秀が自分の気持ちにこたえることがないと分かった帰蝶は、光秀の口から「尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と条件をつける…といった展開だった。
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