女優のシム・ウンギョンが6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第43回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、『新聞記者』で最優秀主演女優賞を受賞した。
受賞者の発表をにこやかに見守っていたシム。自身の名前が呼ばれると笑顔は消え去り、困惑した表情のまま登壇した。
マイクの前に立つとブロンズを両手で握り締め、「すみません……」と号泣。「本当にすみません……全然思わなかったので、全然準備をしていなかったです。ごめんなさい。本当にありがとうございます」と両頬を涙がつたい、「本当に一緒にできて光栄でした。松坂桃李さん。本当に本当にありがとうございました。これからもがんばって活動します。本当にありがとうございます」と何度も頭を下げた。
授賞式後のインタビューでは、「『新聞記者』を観てくださったみなさんに伝えたいです。あとたくさんの人がいますが、あとでメールします」と笑顔を見せたシム。「本当に何とも言えない気持ちになってとても緊張もしてたし、泣いてしまいました。すみません。本当にありがとうございます」と自身のスピーチを振り返っていた。
(C)日本アカデミー賞協会