女優の長澤まさみが6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第43回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、『キングダム』で最優秀助演女優賞を受賞した。
『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)以来、2度目となる同賞。マイクの前に立った長澤は、「17歳の時に助演女優賞を頂いたことがあって、その時はまだ何もよくわかっていなかったんですが」と当時を振り返り、「歳を重ねるごとに仕事の魅力を感じて、自分にできることはなんだろうということを考えながら日々仕事と向き合ってきました。まだ会ったことのない自分を目指してこれからも励んでいきたいと思います。本当にありがとうございました」と笑顔を見せた。
司会者とのトークでは、「(『キングダム』では)とても強い役だったので、普段の自分の弱さが出ないように『自分は強いんだ』と思うようにしてできるだけ落ち着いて撮影に挑むようにしました」と明かし、「私が振り回していた剣はとても長くて重たかったんですね。はじめの頃は剣に振り回されそうになることが多くて、そうならないように、ベッドのふちに当たらないように素振りを止めるというのを毎日やって筋トレしていました」と役作りについて語っていた。
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