ヤフーは6日、累計4,000万ダウンロードを突破し、あらゆる機能を無料で利用できる乗換検索アプリ「Yahoo! 乗換案内」(Android版・iOS版)にて、運転見合わせや荒天、イベント開催などで駅が混雑や入場規制になった場合、混雑状況を予測したものを3段階でリアルタイムに表示する「駅混雑予測機能」の提供を開始したと発表した。

  • 「Yahoo! 乗換案内」で「駅混雑予測機能」を提供開始

「駅混雑予測機能」は、「Yahoo! 乗換案内」アプリで普段検索された数と、当日の検索された数を10分単位で比較し、当日の検索数が普段の検索数より明らかに多い数値になった場合、その駅を混雑として検知する機能。SNS上に駅の入場規制に関する投稿があった場合も検知し、検索数とかけ合わせることで予測精度を高めている。

これらの検知結果をもとに、ルート検索結果画面に「いつもよりやや混雑」「いつもよりかなり混雑」「入場規制の可能性」の3段階で表示し、「この駅に関するつぶやき」ボタンから遷移することで、SNS上に投稿されている駅の混雑状況を確認できる。

  • 自分の移動したいルートを検索すると、出発駅や乗換駅で混雑・入場規制の可能性がある駅があった場合、検索結果一覧から混雑アイコンが確認できる

  • 混雑アイコンが表示されたルートを選択すると、ルートの詳細画面が表示される

  • 駅名の下にある「いつもよりやや混雑 / いつもよりかなり混雑 / 入場規制の可能性」リンクをタップすると、混雑が検知された駅であれば、当日の現在の時間までの10分ごとの混雑度合いのグラフが表示される

「駅混雑予測機能」を利用してリアルタイムに混雑状況を把握することで、「今、渋谷駅が『入場規制の可能性』だから、もう少し後に帰ろう」「今、新橋駅が『いつもよりかなり混雑』だから有楽町駅に行こう」など、混雑を避けた移動が可能となる。今後、プッシュ通知機能も追加する予定だという。