日本テレビは6日、4月改編を発表した。

  • 『有吉の壁』に出演する佐藤栞里(左)と有吉弘行=日本テレビ提供

編成戦略は、新たな指標である個人視聴率をべースにした「視聴率3冠」、徹底した「コアターゲット戦略」を基本に展開。若年層を中心に「次世代視聴者」の開拓を積極的に行い、「この時間にはこのコンテンツを観たい」と感じられる品ぞろえを意識し、多様性のあるコンテンツ戦略を進めていくとした。

水曜19時台に編成するバラエティ番組『有吉の壁』(4月8日スタート、初回2時間SP)は、若年層との接点を増やし、「コア層の積極視聴」を目指す。

田中宏史編成部長は「平日の19時台という時間帯ではございますが、あえて純度100%の“お笑い”番組の編成にチャレンジします。親子でテレビで見ていただくことに加え、配信でも楽しんでいただける内容を考えております」と説明した。

ほかにも『金曜ロードSHOW!』(毎週金曜19:00~)枠を強化。洋画・邦画のヒット作の地上波最速放送、大ヒットシリーズの最新作公開との連動、親子視聴を目指した複数週にわたる“お祭り”展開を実施するとした。

そして、『ハケンの品格』(4月15日スタート、毎週水曜22:00~)、『未満警察 ミッドナイトランナー』(4月11日スタート、毎週土曜22:00~)、『美食探偵 明智五郎』(4月12日スタート、毎週日曜22:30~)といったドラマについては、引き続き「企画強化」「話題性のあるキャスティング」「多面的コンテンツ展開」をテーマにラインアップ。「第1話から第10話まで、“右肩上がり”の視聴率を目指します」と意気込んでいる。