LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」において、2019年内に提供を開始する予定だった「画面シェア」を近日中に実装すると発表した。
「画面シェア」機能は、グループでビデオ通話中にパソコンの画面をリアルタイムで表示する機能。グループに画面を共有する際はパソコン版「LINE」が必要になるが、共有画面を見る側のユーザーはスマホはじめ普段利用している端末で画面と参加者の顔(最大16名まで表示)を確認できる。
この機能によって、場所は離れていても同じ画面を見ながらビデオ通話を進められるようになる。グループビデオ通話は3人から利用可能で、最大の利用人数は200人。また、ビデオ通話時にはフィルター機能や2月下旬に提供を開始した「背景ぼかし」機能も利用可能だ。
早期実装の理由としてLINEは、リモートワークの実施や学校休校を受け、ビデオ会議やサテライト授業の実施方法について検討する声が多く、通常時の利用状況と比較して2月下旬以降、グループトークが1.3倍、OpenChatが1.5倍、グループ通話が1.7倍、グループビデオ通話が2.2倍で使われているようになったことを挙げている。