フジテレビ系音楽番組『MUSIC FAIR』(毎週土曜18:00~)の放送2,800回記念コンサート(2月21日、東京国際フォーラム)の模様が、7・14・21・28日の4週にわたり放送される。

  • 「チャンカパーナ」の歌唱=フジテレビ提供

7日の放送は、コンサート参加者全員による「MUSIC FAIR テーマ曲」の大合唱で幕開け。20代から80代まで、ジャンルもさまざまなアーティストが総勢34人で大合唱する様子はまさに圧巻だ。続いて2曲目はNEWS×ももいろクローバーZのコラボで、NEWS12年にリリースした「チャンカパーナ」。3曲目は秦基博の代表作「ひまわりの約束」を、この楽曲が大好きだというミュージカル俳優・山崎育三郎とのコラボで。続いては、過去のスポーツイベントでテーマソングとして歌われてきたLittle Glee Monster×水樹奈々による「ECHO」で拳を振り上げる6人の姿が、会場で見守る観客の胸を一気に熱くした。5曲目には今回の出演者で最年長の加山雄三が森山良子・谷村新司・南こうせつ・さだまさし・THE ALFEEと共に結成したバンド「加山雄三&The Rock Chippers」による「Forever with you~永遠の愛の歌~」。最後の1曲はアテネオリンピックのテーマソングとしても知られているゆずの「栄光の架橋」で、最後にはNEWSやももいろクローバーZら総勢14人も参加する。

14日の放送は竹内まりやが作詞作曲し、さまざまなアーティストがカバーしてきた楽曲「元気を出して」を德永英明×JUJUによるコラボでの歌唱に始まり、三浦大知の「Right Now」と続く。その後メドレーで、森山良子、平原綾香、新妻聖子、サラ・オレインの4人組ユニット・LA DIVAが歌うディズニーの楽曲は「サークル・オブ・ライフ」。続いて子供から大人まで大人気の楽曲「Let It Go~ありのままで~」にぴったりのフレッシュな歌声を披露するのはLittle Glee Monsterの5人。メドレーの最後は、『美女と野獣』のアイコンにもなっている、黄色の美しいドレスと青い燕尾服をまとった昆夏美と山崎育三郎が登場。安定した歌声で映画の世界観を表現する。メドレーの後は打って変わって、高橋真梨子による代表作「桃色吐息」を自身があでやかに歌い上げる。

21日は、10年前に結成されたバンド加山雄三とザ・ヤンチャーズが「座・ロンリーハーツ親父バンド」を披露。続いて水樹奈々が代表曲の1つ「絶対的幸福論」をNEWSと共にしっとりと歌う。3曲目はがらっと表情が変わり、ちびまる子ちゃんのオープニング主題歌にもなっている「おどるポンポコリン」をももいろクローバーZがキュートな振り付けで踊り、観客を盛り上げる。後半はミュージカル『レ・ミゼラブル』でエポニーヌが失恋の失意の中、涙ながらに歌う「オン・マイ・オウン」を昆夏美が情熱をこめて熱唱。さらに、德永英明の代表作「レイニー ブルー」を德永自身が、三浦大知、秦基博とともに披露する。

2,800回記念の最後の放送となる28日は「やさしさで溢れるように」の、JUJUと三浦大知による熱唱で幕を開ける。続いては30年以上前にリリースされた河島英五の「酒と泪と男と女」を、高橋真梨子の歌唱とそれを彩るさだまさしのバイオリンで披露。3曲目は、ゆずらしい元気な楽曲「サヨナラバス」をゆずが山崎育三郎とコラボ。後半戦は谷村新司、さだまさし、THE ALFEE、JUJU、昆夏美、Little Glee Monsterの総勢12人で、井上陽水の代表作「少年時代」の熱唱に始まり、フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーら世界中のアーティストがカバーしてきた名曲「My Way」を女性4人のユニットLA DIVAが歌唱。4回にわたる放送の最後は、「MUSIC FAIR テーマ曲」を参加アーティスト全員で歌唱して締めくくる。

プロデューサー・チーフディレクターの浜崎綾氏は「時代を超えて、世代を超えて愛される“タイムレス”な名曲を歌い継いでいくこと。そしてどんなジャンル、どんなカテゴリーにも捉われず“ボーダーレス”にアーティストが混ざり合う場であること。この2つが『MUSIC FAIR』の魅力であり強みであると考えています。2800回記念コンサートには10代から80代のアーティストが出演し、1960年代の楽曲から2020年の楽曲を扱います。声優さんもいれば、ミュージカル俳優さんもいれば、アイドルもいます。まさに“タイムレス”で“ボーダーレス”です。だからこそ唯一無二で面白いんだと、自信を持って言えるコンサートになりました。『MUSIC FAIR』が56年間紡いできた“イズム”がギュッと濃縮されています。どうぞ4週間、名曲名演の数々をお楽しみください」と話している。

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