JR西日本は5日、受動喫煙防止の一層の強化を行うため、大阪支社管内の和歌山線9駅・万葉まほろば線(桜井線)13駅・関西本線11駅のホームに設置している喫煙コーナーを撤去し、4月1日始発から駅構内を全面禁煙にすると発表した。

  • JR西日本大阪支社管内の和歌山線・万葉まほろば線(桜井線)も各駅で全面禁煙に

大阪支社では駅構内全面禁煙とし、待合室・コンコースを禁煙にすることによる受動喫煙防止に取り組んできた。今回の措置は受動喫煙防止の一層の強化を図るために実施される。ホームに設置している喫煙コーナーは4月1日以降、灰皿を使用停止とした上で順次撤去する。なお、「電気加熱式タバコ」「電子タバコ」やその類似品を利用することもできない。

4月1日以降から全面禁煙となる駅は、和歌山線の志都美~五条間各駅(畠田駅と吉野口駅は撤去済み)、万葉まほろば線(桜井線)の京終~高田間各駅、関西本線の加茂~関間各駅、合計33駅とされている。