ヤフオク!は3月14日以降、オークション形式のマスク出品を禁止する。

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    ヤフオク!がマスク等の出品に関してガイドライン細則を改訂。3月14日以降当分の間、オークション形式のマスク出品を禁止する

厚生労働省と経済産業省が呼びかけているとおり、国内ではマスクや消毒液が品薄状態となっている。ヤフオクではこれまでも「緊急事態に際し、個人間取引が及ぼす社会的影響を鑑み対策を実施してきた」と説明。そのうえで、経済産業省の要請を受けて3月5日から、マスクの適切な価格かつ小ロットでの販売推進に関する対策強化に乗り出すとした。

ヤフオク!の出品方法には現在、決めた価格で物品を売る「フリマ出品」と、物品を競りにかけて高値で売る「オークション出品」の2種類がある。

3月14日以降当分の間、「オークション出品」でのマスク出品は禁止され、これ以降「フリマ(定額)」設定ではないマスク出品を発見した場合や、下記の出品については、ヤフオク側で出品削除といった措置をとる。

  • 適切な価格(従来市場での流通価格等)と比較して、社会通念上不相当な価格が設定されていると当社が判断するもの
  • 社会通念上不相当に多量のマスクをセットで出品していると当社が判断するもの

消毒液その他の出品についても、ガイドライン細則に違反する出品と判断した場合は同様の対応をとる。

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    ヤフオク!のマスク出品ページの一例

即決価格(価格が変動しない)方式である「フリマ(定額)」では引き続きマスク出品が可能だが、ヤフオク!では「経済産業省からの要請を踏まえ、必要な量のマスクがより多くの消費者の皆様の手に渡るよう、マスクを出品される際には小ロット単位で、適切な価格での『フリマ(定額)』設定で出品くださいますようご協力をお願いいたします」としている。

また、入札者についても「必要な方が、必要な量のマスクや消毒液を確保できるようご配慮のうえ、落札を行ってください」と呼びかけている。