アリババグループは3月4日、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴うテレワー ク対応を支援するため、企業向けコミュニケーションとモバイルオフィスサービス「DingTalk」の新機能を日本企業向けに発表した。

新機能には、時間制限なく最大302人までが参加できるビデオ会議機能、最大1000人の大規模グルー プチャット、緊急・重要メッセージの送信に対応するグループ通知機能、メッセージ内で日本語や中国語を含む 12言語での双方向翻訳を可能にするAI翻訳機能を含む。

アプリ上で決済申請や休暇申請など へのワンストップ・モバイル申請承認機能、テレワーク時の勤怠状況を記録するオンライン勤怠記録、特定のタス クに該当する従業員に送信するプロジェクト・タスク管理ツール、複数の関係者によるオンライン・ドキュメントの同時編集、進行中のステータスの更新、日々の作業レポートやカレンダーの共有も可能である一連のスマート・モ バイルオフィス・ツールの提供も開始した。

加えて、アリババクラウドでは、新型コロナウイルス対策として、同社のクラウドサービスを購入できる1,000米ドル以上の無料利用枠を日本企業に提供している。