JR東日本新潟支社は、4月に予定されている高田城祉公園観桜会に合わせ、臨時列車「桜海里」を新潟駅から高田駅までの区間で初めて運転する。

  • 「桜海里」として運行するJR東日本の観光列車「海里」

「桜海里」は、新潟~酒田間で運行している観光列車「海里」の車両を使用し、4月8・15日の2日間、それぞれ1往復運転される。運転時刻は往路が新潟駅11時54分発・高田駅14時16分着、復路は高田駅19時8分発・新潟駅21時50分着。信越本線からえちごトキめき鉄道(妙高はねうまライン)への直通運転を行う。

この「桜海里」にて、車掌と運転士がユニフォームの新バージョンを初めて着用する予定。往路の柿崎~直江津間の車内では、3号車イベントスペースに「越後上越 上杉おもてなし武将隊」が登場し、パフォーマンスや上越市内の観光PRを行う。高田駅到着時には、高田城三重櫓と上越市立歴史博物館の入場割引券を配布する。

1・2号車の指定席は、乗車日1カ月前から指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、おもな旅行会社、えきねっとなどで販売。指定席料金は840円で、別途乗車券が必要となる。事前予約制で「海里」特製弁当を車内で提供し、弁当代は往路の「加島屋御膳」が1,800円、復路の「高田お花見弁当」が2,160円とのこと。

4号車はJR券と食事・ドリンクをセットにしたびゅう旅行商品として、3月5日に発売。往路では、新潟の料亭「一〆(いちしめ」が「海里」の春メニューをベースに桜をイメージしたアレンジを加えたコース料理を提供。復路は高田の「百年料亭 宇喜世」が地元の老舗の食材を生かした食事を提供する。

  • 往路で提供する「一〆」のコース料理イメージ

  • 復路で提供する「百年料亭 宇喜世」の料理イメージ

旅行代金は、往復「桜海里」利用コースが2万1,900円、往路「桜海里」利用コースが1万5,900円、復路「桜海里」利用コースが1万2,600円。片道のみ「桜海里」を利用するコースでは、往路または復路で特急「しらゆき」を利用する。