ホワイト企業総合研究所は3月2日、「2021年卒版 一流ホワイト企業ランキング TOP100」を発表した。同ランキングは2019年12月中旬~2020年2月中旬、国内約12,000の企業・官公庁を対象に調査し、ホワイト度を示す総合的なスコアを採点・集計したもの。
一流ホワイト企業ランキング、堂々の1位に輝いたのは「三菱地所」(不動産開発)だった。給与・福利厚生、財務指標、成長環境など全体的に高いポイントを獲得し、3年連続1位を獲得。
以下、2位「グーグル」(インターネットサービス)、3位「三井物産」(総合商社)、4位「三菱商事」(総合商社)、5位「味の素」(食品・飲料)、6位「昭和シェル石油」(エネルギー)、7位「伊藤忠商事」(総合商社)、8位「特許庁」(官公庁)、9位「住友商事」(総合商社)、10位「サントリーホールディングス」(食品・飲料)となった。
今年から外資系企業を加えたことで、「グーグル」や「ヴイエムウェア」(11位)などの外資系IT企業が上位にランクイン。また、TOP10に大手総合商社が4社と、前年の2社から倍増した。
比較的倍率が低い「隠れ一流ホワイト企業」としては、26位の「日本新薬」(医薬品・医療機器)のほか、43位「太平洋セメント」、48位「北國銀行」(銀行)、67位「兼松」(総合商社)、75位「浜松ホトニクス」(電子機器・精密機器)、82位「横河電機」(制御機器)、97位「ダイナム」(パチンコ)などが挙げられる。
なお、同ランキングにおける「ホワイトスコア」とは、「働きやすさ」「残業時間」「有給休暇取得率」「給与・福利厚生」「成長環境」「財務指標」などを、それぞれ100点満点で採点し算出したもの。