高校生向けの広告・マーケティングを手がけるアイ・エヌ・ジーがこのほど実施した調査結果により、山手線の新駅、高輪ゲートウェイ駅のネーミングに関して、女子高校生の間でも賛否が大きく分かれていることがわかった。
アイ・エヌ・ジーは今年2月、15~18歳の女子高校生を対象に、「高輪ゲートウェイ駅開業に関するアンケート調査」を実施。100人から回答を得た。高輪ゲートウェイ駅の名称については、「あり」が60%、「なし」が40%という結果になり、賛成意見がやや多いことが明らかになった。
「あり」と答えた人は、「近未来感あっていいと思う」「印象的で忘れにくい」などの理由を挙げた。一方、「なし」と答えた人は「高輪にはゲートウェイ要素を感じない」「絶妙にダサい」「山手線の中で浮いてて、日本らしくない」と理由を明かした。
山手線で一番好きな駅と嫌いな駅を女子高校生に尋ねたところ、好きな駅は1位から渋谷駅(42%)、新大久保駅(12%)、原宿駅(10%)の順となった。渋谷駅には「一番楽しい」「ちかみちラウンジが便利」、新大久保駅には「食べ歩きが楽しい」「コスメが安く売ってる」、原宿駅には「ご飯も洋服のお店もいっぱいある」「駅がかわいい」といったコメントが寄せられた。
嫌いな駅は新橋駅(16%)、新宿駅(15%)、秋葉原駅(7%)の順に。新橋駅には「酒くさいおじさんしかいない」、秋葉原駅には「オタクが多い」、新宿駅には「キヤッチがだるい」「治安が悪い」といった声が寄せられたという。